【第18回】フェイクニュース警報:人間であると錯覚されたAIは実は”やらせ”

【フェイクニュース:人間であると錯覚されたAIは実は”やらせ”】

現在の技術では実現しないし、
数年以内でも開発の目処が
立っていないAI技術にもかかわらず、

「できる!」
「すごい!」

メディアでは報道されています。

そんなフェイクニュース
弊社が切り捨てたいと思います!

フェイクニュースの1つに、

2014年、ウクライナの13歳の少年である
「Eugene Goostman」君という設定の
ロシアのスーパーコンピュータが、

人間の審査員30%にEugene君は

「人間である」

と間違われて、チューリングテスト
初めて合格したとして取り上げられ
話題になりました。

===チューリングテストとは===

数学者であるアラン・チューリングによって考案された「機械が知的かどうか」を判定するためのテストです。

ルールは極めて簡単です。

人間の判定者が、隔離された場所にいる人間機械それぞれに、ディスプレイを通じて通常の言語での会話を行います。

ディスプレイを使うのは声に左右されないためで、あくまで文字のみの交信制限されます。

このとき人間機械も、人間らしく振舞います。

判定者が、機械人間との確実な区別ができなかった場合、この機械テスト合格したことになります。

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ですが、

弊社は、このEugene君の
チューリングテストは、

”やらせ”

だと思いますね。

弊社代表田中著
『誤解だらけの人工知能』を創る際にも、

対談相手が
「チューリングテストに合格した人工知能がいる」
と発言したので田中が慌てて
止めに入ったくらいですかね。

この”やらせ”騙されている人が多過ぎます。

世界的に第3次人工知能ブームで盛り上がる中で、
Eugene君と会話した人ってどれくらいいますか? 

Eugene君をベースにしたチャットボットは発売されましたか? 

人間を錯覚させるぐらい優秀AIなら
世界中ですでに使われていてもおかしくありません。

それなのに、なぜ市場に出回らないのでしょうか?

そもそも、

人工知能に限らず、
あらゆる科学は色んな研究者に
多角的な観点から検証されて、
再現できてこそ「成功した」と言えます。

それなのに、
実施されたこのチューリングテストにおいて、

どのような対話が行われていたのか
公開されなくなったので、残念ながら
検証できる環境が無くなりました。

これでは科学的検証ができませんよね。

しかも、Eugene君が合格してから
約4年が経過しようとしているのに、
ソースコードが公開されることも無ければ、
論文が提出されることも無いのです。

これは、あまりにブラックボックス過ぎます。

このような状況で
「チューリングテストに合格した」
発表されても、信じられませんよね。

検証できない結果を見せられても
納得できませんから。

このことから分かるように、
最近、見せ掛けのAIが流行っています。

Eugene君のチューリングテスト合格は、
見せ掛けのAI先駆者のような事例だと言えます。

人工知能界隈の問題として、
話題先行で誇張表現たっぷり
「AI花火」があがります。

なぜ、人工知能とつけば、
どうみても怪しい研究ですら
好意的に受け止められてしまうのでしょうか?

内容が分からないのであれば、
せめて研究者こっそりでも
良いので聞きに来てほしいものです。

情報を流すメディア側がしっかりと
研究者に確認を取っていれば、
今回の事例のように、

「単なるチャットボットが人だと
 信じ込ませたスーパーコンピュータだ」

というような誤解はまず生まれないでしょう。

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 2018年12月13日